Backyard Ultra Last Samurai Standing【ギア編】

ゴールまで何キロ走ればいいのか?何時間走ればいいのか?そんな終わりの見えない大会が存在します。それが「Backyard Ultra」という大会です。今回は日本で初めて開催されたBackyard Ultraに参加したときのギア(装備)についてです。

2020年2月8日に開催されたBackyard Ultra Last Samurai Standing。真冬の高尾、氷点下にもなる気温の中、選手はどのようなギアで走り続けていたのか。適切なギアをすることでより長く快適に走れます。今回は、30周200kmを走った経験から役立ったギア等を紹介します。これが誰にとっても一番最適とは言いませんが、ぜひ参考にしてみてください。

Backyard Ultra Last Samurai Standingのギアはこれだ!

私がBackyard Ultra Last Samurai Standingに参加し、身に着けて走っていたギアを以下に列挙します。

ウェア系

・キャップ:ナイロン製ハンチング帽(ノーブランド)
・インナーウェア:スキンメッシュ長袖(Finetrack)
・ミッドウェア:ドラウトセンサージャケット(Finetrack)
・アウターウェア:カムレイカジャケット(OMM)
・グローブ昼:トレールアクション グローブ(モンベル)
・グローブ夜:防寒グローブ(ノーブランド)
・インナーパンツ:Commando アンダーウェア(T-8)
・タイツ:オールシーズン ロング スポーツタイツ(TESLA)
・パンツ:ハーフパンツ(HELLY HANSEN)
・ソックス:Tomo’s Pit DRYMAX × 100miles100times Special Edition(Tomo’s Pit)
・シューズ:TORIN 4(ALTRA)

その他系

・日焼け止め:サンプロテクト Fighter(Agressive Design)
・マメ防止:ガーニーグー(ガーニーグーJapan)
・フラスコ:ソフトフラスク 500ml(オスプレイ)

Backyard Ultra Last Samurai Standingで役立ったギア

上記ギアの中でとくに役立ったものは

グローブ夜:防寒グローブ(ノーブランド)

大会が開催された1日目の夜中の気温は-4℃にまで下がったと言われています。とにかく寒かったです。寒いとすぐに冷たくなるのが指先。とくに手の指先は寒さで痛みを感じることがあります。今回は冬用バイクグローブを使用したため、指先は温かく快適で、走りに集中することができました。

シューズ:TORIN 4(ALTRA)

地面に直接当たるシューズはロングレースではかなり重要なギアになります。クッション性が高く、履き心地もいいALTRAのTORIN 4を今回は使用しました。クッション性、履き心地共に不満なし。唯一挙げるなら、アウトソールがやわらかいので林道の石の突き上げを終盤でかなり感じたことです。この点は、もうすこし硬いアウトソールのシューズがいいかもしれません。しかし、TORINのおかげで30周することができました。

Backyard Ultra Last Samurai Standingのギアを工夫して距離を伸ばす

ウルトラマラソンやロングトレイルなどの長距離・長時間レースでは、ギアの選定が非常に重要です。長時間だからこそ、快適にレースを進めたい。
今回は「寒さ対策」「着地衝撃対策」に重点をおいたギア選定をしました。結果、最後まで快適にレースをすることができました。
レースの特性に応じてギアを選定することで、自分のもつチカラをよりあますことなく発揮できます。

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