足幅の広いウルトラランナーにおすすめのシューズ、それは「Altra TORIN4」です。
Altra TORIN4は、すごく履き心地の良く、足幅の広いランナーにとって、まさに足にピッタリと合う救世主みたいなシューズです。
そんなAltra TORIN4を6ヶ月間履いた私の感想を交えて紹介します。
私が出る大会は主に長時間・長距離のウルトラマラソンです。
ウルトラマラソンにおいては「足に合う>>シューズ性能」です。
シューズの性能よりも圧倒的に「足に合っているシューズを履いて、ストレスなく走るか」がポイントになります。
ちょっとしたストレスが、時間が経過するごとに蓄積され怪我となって表面化して、致命的になっていくことを何度も経験してきました。
足幅の広いランナーにとってAltra TORIN4は、ストレスなく走ることができるシューズの1つとなるでしょう。
Altra TORIN4のスペック
Altra TORIN4 M (メンズ向け)
Color
ブラック/レッド
グレー/ブルー仕様
・重量:9.1oz / 258g (US9.5 / 27.5cm)
・インソール:5mmスカルプトフットベッド
・ミッドソール:Quantic
・アウトソール:FootPod テクノロジー
・スタックハイト:26mm
・アッパー:エンジニアードメッシュ
メリット:ゼロドロップとフットシェイプ
ゼロドロップ(Zero Drop)という、つま先とかかとが同じ高さというシューズの作りにより、自然体(素足のときと同じバランス)で走ることができます。そのため、故障のリスクが減ります。
さらに、フットシェイプデザイン(Footshape)により、つま先部分が広めに作られています。足幅が広く、様々なシューズに窮屈感をもっているランナーにとっては今までにない解放感を得られます。そのため、足がリラックスした状態で走ることができます。
ウルトラマラソン用シューズなので厚底です。もちろん快適です。
デメリット:ゼロドロップとフットシェイプ
上記であげたメリットがそのままデメリットになることがあります。
ゼロドロップ慣れていないランナーは、最初のうち足に疲労感がでるかもしれません。しかし、すぐに慣れて快適に走れるようになります。
フットシェイプデザインはつま先部分を広めにしているため、激しく走るときは横ブレします。ただ、このシューズのターゲットはウルトラマラソン、横ブレするほどの激しい走りはしないため、このデメリットも問題ありません。
アッパーのホールド感が少し強めなので、甲高のランナーは少しキツく感じるかもしれません。
経験談:Backyard Ultraでも履いて故障なし
私はこのシューズをBackyard Ultraで使用しました。そのときは30時間で200kmを走りましたが、常に足はリラックスした状態で走れたため、足へのダメージは少なく快適でした。
そのため、故障(怪我)なしです。
足幅の広い私にとってAltra TORIN4は、まさに足にピッタリと合い、ストレスなく走ることができました。
» 参考:Backyard Ultra Last Samurai Standing【終わりの見えない大会】
よくある質問
サイズ感はどうなのか
私の足のサイズは26.5cmです。シューズは他のメーカーでだいたい27.5cmのものを利用しています。
Altra TORIN4はUS9、UK42.5を履いています。窮屈感はなく、とても快適です。
重さはどうなのか
サブ3.5~4用のマラソンシューズと同じくらいの重さです。履いていて「重いなぁ」といった感じはありません。
まとめ:足幅が広いウルトラランナーにおすすめ
Altra TORIN4はAlrtaのロードシューズの中でベストセラーシューズと言われています。その理由は「履き心地」。
良い履き心地によってストレスなく走ることができます。
足幅が広いランナーにとっては救世主とも言えるシューズです。
Altra TORIN4、ぜひ一度試してみてください。
履き心地に魅了されてしまいますよ。