UTMF2014 参戦記

* スタートまで
スタート地点の八木崎公園に5/25 11:00前に到着
早速、受付と装備チェックを済ませる
お腹がすいていたので、地元の方が出店していたお店でおにぎりと馬のもつ煮を食べる
スタート時間の15:00まで時間あったので、河口湖湖畔の桜の木の下で昼寝
このときの河口湖は桜が満開で、風で桜が舞っていてすごくキレイ
13:30に着替えや準備
14:30スタート地点へ行く
* 前半(スタート~こどもの国)
開会式からそのまま15:00にスタート!
スタート直後の道は狭く、いきなり詰まる
慌てずゆっくり歩き出し
その後ゆっくり走り始める
ほぼ最後尾からのスタート
今回は完走が目標なので
スピードを自重
長旅が始まる
無理せずゆっくり走り
時折、軽い渋滞があったりしたが
楽しく進む
A1富士吉田で吉田うどんを食す
お腹の調子も万全
A1を出てしばらくするとヘッドライト点灯
いよいよ1日目の夜間走行が始まる
杓子山への上りで、前にいる選手のヘッドライトの列が見える
ナイトトレイルを実感
杓子山を過ぎると大渋滞
道は超険しい下り
渋滞により30分くらい時間のロスはあったが、慌てない慌てない
A2二十曲峠、A3山中湖きららを順調に通過
A3を出て30分、三国峠に向かう途中
前の選手「エイド、通過しました?」
たけぷー「!?、さっき、A3を通過しましたけど」
前の選手「道間違えた!」
その後、5人くらいの選手が戻っていった
あの選手は大丈夫だったのかなぁ
三国峠から三国山へ登る
三国山からは快適なトレイル
軽く走ったりしながら無理せず進む
このあたりで眠気が襲ってくる
眠気と闘いながらA4須走に到着
ここで座りながら20分仮眠
眠気が残っていたが出発
A4を出ても眠気が何度も襲ってきて
そのたびに座ったりしてやり過ごす
陸上自衛隊東富士演習場に入ってからは眠気も無くなり快調になる
制限時間2時間前にA5太郎坊を通過
これなら制限時間にかからず進めそうだ
と思っていたが、A5を出てから最高の眠気が到来
眠気と闘いながらフラフラ歩き
時折、座って5分ほどマイクロスリープ
座っていると、選手の方にたまに声をかけてもらう
A6水ヶ窪を制限時間30分前に通過
A5からA6まで眠気であまり記憶なく空白の2時間
A7こどもの国には制限時間1時間半前に到着
ここでデポした荷物をピックアップする
エイドではマッサージのサービスもあったので足をほぐしてもらう
心機一転、後半戦に挑む
* 後半(こどもの国~ゴール)
A7から次のW1粟倉までは下り基調
W1手前でJOYの小嶋さんに会う
W1からは「地獄の送電線下」と言われるコースが始まる
送電線下の道を約8km
小刻みなアップダウンが続く
しかし、アドベンチャーレースをしているとこのような送電線下の道をMTBを担いで進むので意外と苦にならなかった
ほどなくしてA8西富士中学校に到着
A8を出る際に荷物チェックがあった
詳細地図、防寒着、ドリンク1L以上のチェック
エイドを出るといよいよ天子山地
天子ヶ岳への800m upの登りが始まる
登り途中でSTYのトップが颯爽と走っていった
「トップは登りでも走るんだなぁ」
汗だくになりながら天子ヶ岳の山頂に到着
ここからあと3つの山を通過する
しかしどの山も楽ではなく
一度山頂から200m下りてから250m登るといったことを繰り返す
天子ヶ岳、長者ヶ岳、熊森山、雪見岳
途中休みながら我慢の前進
雪見岳に着いた時にはドリンクは無くなっていた
「あとはA9麓まで下るだけだから楽だろう」
と思っていたら大間違い
下りは急で、これがコースなのという状態
気を抜くと滑って転ぶので慎重に下る
A9麓で補給してストレッチのサービスを受ける
足の疲れも復活して先へ進む
A9を出てからはしばらく平坦
竜ヶ岳まで250m upした後は下って4kmほどアスファルトを走ってA10本栖湖へ
この区間はあまり苦労せずに抜けることができた
特にアスファルト区間は5分/kmを切るペースで走った
A10本栖湖でマッサージを受け更に進む
A10からパノラマ台まで登り、樹海を抜け
あと少しでA11鳴沢というところで睡魔に襲われる
長ーい橋の欄干にもたれかかるように座った瞬間、眠りに落ちてしまった
何分経ったかわからないが、ふと目を覚ますと目の前に人がいた
「同じように眠くては辛いんだな」
と思ってよく見るとビデオカメラが自分に向けられていた
その人の胸元には「Official」のカードが!
急いで起き上がり「やっぱり眠気には勝てないです」とか言い訳しながら歩き始める
7:30くらいに最終エイドのA11に到着
残りは11km
制限時間いっぱいの完走を目指していたので、この最終エイドで仮眠を考えていた
しかし、周りを見ると野戦病院みたいに毛布をかぶった選手がたくさんいて寝るスペースがない
仕方なく5分ほどでエイドを出てゴールを目指す
A11を出ると何故かやる気スイッチがONになった
軽い登りは走り、急な登りは早歩き
下りはガンガン飛ばす
周りの選手は疲れからゆっくり進んでいたが
その脇を颯爽と(イメージ)抜けていく
そしてついにすべてのトレイルを終え、あとは湖畔の平坦のみ
ここも歩きを入れず一気に走り
そしてゴールまであと少し
「ついに帰ってきたー」
多くの人とタッチしながら感動のゴール!
42時間27分の旅が終わった
* ゴール後
長かった旅が終わり、応援してくれた仲間の方々と話をして
公園の脇で横になり仮眠を取る
その後、閉会式&表彰式を見て
東京への帰路についた
* 食べたもの
A5まで
・チョコレート1つ
・飴4つ
・コーラ4L
A5以降
・基本的にコーラのみ 6L
* 所感
いろいろなトレイルランレースに出たが、UTMFは厳しいコースでした。
一言でいえば「人を試すコース」
厳しいコースなだけに完走した時の達成感は最高でした
今回はA5以降で胃腸不良になる可能性が出てきたため
固形物は一切食べず、コーラのみ摂取してました

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