サロマ湖100kmウルトラマラソン 参戦記

大会終了から1ヶ月
やっと参戦記をアップします
6/24に行われたサロマ湖100kmウルトラマラソンに参加してきました
初ウルトラマラソンということで緊張しましたが
無事に完走することができました
[スタートまで]
前日受付のため23日にスタート地点の湧別へ
そのため朝7時にまどかさん、いおりさんの3人で羽田空港に集合
飛行機に乗ること1時間40分
北海道の女満別空港に到着
ここで札幌から来たキャプテン・キヨシさんと合流
4人でレンタカーに乗り湧別を目指す
途中網走監獄博物館に寄り道
湧別に着き、受付を済ませ
無料の帆立、蟹汁を食す
その後宿泊場所の紋別へ移動
ご飯を食べて20時就寝
そして翌24日2時起床
3時に紋別のホテルを出発し
4時に湧別のスタート地点に到着
準備をしてスタート地点へ移動
長丁場のレースなので周りの選手もピリピリしておらず
ほのぼのしている
スタート位置も別に気にせず真ん中くらい
[スタート~55km(前半)]
5時
あっという間にスタート時間!!
まずは湧別町役場の周りを軽く走る
ペースは6分/kmくらい
”予定通り!”
湧別の町を離れ一旦サロマ湖岸へ
10kmを1時間1分
”順調なペース”
15kmの龍宮台の折り返しに行く途中で
先頭集団が戻ってきた
20人くらいの大集団で自衛隊の人が3人はいた
龍宮台を折り返して約500mでまどかさんとすれ違う
20kmを2時間ちょっと
”順調・順調”
ここからまたスタート地点の方向へ走る
途中、サポートをしてくれたいおりさんに会う
30km地点を3時間ちょっと
すでに30km走っているけど
実はスタート地点から3km程度の場所
ここでトイレタイム
そして再び湧別の町からサロマ湖へ
35km地点で再びいおりさんに会う
先行しているキヨシさんとのタイム差を聞くと
約20分とのこと
ここからは一般国道の端を走る
”さすがに交通規制はできないんだなぁ”
40km地点を4時間8分くらい
そしてフルマラソンの42.195kmを4時間20分で通過
ここからペースが若干落ち気味になる
そして50km地点
ここにはコース最高の上りがある
さすがに歩いている人もいたが
トレイルランもしている自分にはどうしても走って上りたい
微速ながらも走って上る
50km地点を5時間15分くらいで通過
ここで左足の薬指に違和感を感じる
”マメでもできたかな?”
休憩所のある55kmまであと少しなので構わず走る
55km地点には6時間で到着
デポしておいた荷物を受け取る
左足の違和感を確かめるため靴下を脱ぐと
やはり左足薬指にマメができていた
マメを潰そうかどうか悩んでいたが
”悩む時間がもったいない”と思い
とりあえずデポしておいた薄手の靴下に履き替え
行動食(パワージェル梅味×3)をウエストポーチに詰めて再出発
約10分間の休憩
[55km~80km(中盤)]
55kmの休憩所をスタートして走り出すが
少ししてとうとう歩いてしまった
1度歩くと再度走るのが辛くなってくる
走ったり歩いたりで60kmを通過
(このあたりから通過時間がわかりません)
2.5km毎にある給水所では毎回立ち止まり
給水所を出た後も300mは歩くという感じ
300m歩いて次の給水所までの2.2kmを走る
それをひたすら繰り返す
70km地点手前で再々度いおりさんにあう
いおりさんは地元のおじさんに道を訪ねていた模様
キヨシさんは40分先行しているとのこと
74km地点の給水所でおしるこを食べ
途中1kmを完全に歩いたりして
いよいよ最後の山場であるワッカ原生花園入口の80km地点を通過
[80km~ゴール]
サロマ湖ウルトラの最後は
ワッカ原生花園を8.5km行って帰って来る
しかしこの最後の17kmは難所
完全な平坦かと思っていたら
数mのアップダウンが延々続く
トレイルランなら数m程度はかわいいものだが
ウルトラマラソンで80km以上走った体にはかなり堪える
でも天気は悪いものの景色は最高
折り返して帰ってくる選手とすれ違いながら
折り返し地点を目指して走る(歩く)
84km地点付近でキヨシさんと出会う
折り返してきたキヨシさんはすでに92km地点
自分との差は約8kmで
時間にして1時間
このあたりから走ることが非常に辛くなり
1kmのうち300m歩いて700m走るということを繰り返す
折り返しまでの残り距離の減り具合を励みに進む
そしてついに折り返し
折り返しで少しすると90km地点
90km地点通過後
サロマンブルーのゼッケンの方が見えた
番号を見るとミヤチャンさから事前に教えていただいた
オオクマさんだった
”あっ!!”と思い立ち止まるとオオクマさんも立ち止まって
「あと少し、お互いがんばりましょう!」と言い握手を交わす
そしてラスト4km
時計を見ると11時間30分
7分30秒/km以下で行けば12時間を切れる
でも気持ちが折れていて
”12時間切れなくても完走すればいいや”と思っていた
ラスト3.5kmで11時間35分
ここで何故か折れていた気持ちが元に戻りスイッチが切り替わる
”12時間を切る!!”
ここから最後の力を振り絞る
あるだけの力を使って走る
するといい感じで走れ
どんどん他の選手を抜かす
上りは快調に上がれ
下りはブレーキをかけずに一気に下りる
残り2km,1kmと過ぎ
ここまでに30人以上を抜く
そして最後の曲がり角
そこでいおりさんが呼んでいた
”あ~終わりだぁ”
最後の直線も猛ダッシュ
そしてゴールのときは
山岳王リシャール・ヴィランクになりきり
両腕を延ばし人指し指を天に向けゴール
タイムは11時間55分8秒
なんとか12時間切りを達成しました
[ゴール後]
1時間前にゴールしたキヨシさんと
惜しくも70km地点でリタイアしたまどかさん、
そして最後までみんなをサポートしてくれたいおりさんと合流
すぐに預けた荷物を受取り
車に乗って紋別へ向かう
紋別へ帰る途中、今回走ったコースを逆から走り
苦しかったこと等を話ながらホテルに到着
車から下りようとしたとき
足が完全に固まってしまい歩くこともままならない状態に・・・
初めてハセツネに参加したときと同じくらいの状態
みんなで夕食を食べ就寝
翌日は完全に筋肉痛
歩くのもツライ
3人よりも一足早く10時25分の女満別発羽田行に乗って東京へ
飛行機の乗客の半分くらいがランニングシューズだった・・・
[所感]
今回は初のウルトラマラソン挑戦
当初エイドでの休憩は考えておらず
無休憩走破を目指していたが
やはり厳しかったです
アドベンチャーレースやトレイルランとは違うので
補給食はパワージェル梅味を前後半で3個ずつ
これとエイドの食べ物で充分でした
さらに梅味は他の味にくらべて食べやすかった!!
ウルトラの後半は持久力よりも体の痛みとの闘い
これを克服するためには
練習でも長距離を走ったりして鍛えるしかないのかも・・・
今年はウルトラの予定はもうないが
10月の日本山岳耐久レースに向けて
「トレーニングしなくては!!」という気持ちが新たに湧いてきた
それと平行して
10月にはブルベの一宮1000kmへの出場も予定
最近は自転車にまったく乗っていないが
こちらもある程度トレーニングをしなくては!!
日本山岳耐久レースとブルベ一宮1000
どっちも走れるのか!?
[正式タイム]
10km 1:02:32
20km 2:01:50
30km 3:01:31
40km 4:05:49
42.195km 4:19:27
50km 5:12:58
60km 6:41:50
70km 8:01:45
80km 9:19:56
90km 10:42:26
100km 11:55:08
平均タイム 07:09/km

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