ARJS第1戦 長良川大会 参戦記

4/29開催のアドベンチャーレーシングジャパンシリーズ(以下ARJS)の
第1戦 長良川大会に参加してきました。
(かなりの長文です)
ARJS
http://www.adventurerace.jp/
[スタートまで]
今回はキヨシーズとしてではなく
【チーム 赤い水玉】として参加
赤い水玉はツール・ド・フランスの山岳王ジャージのこと
チームメンバー
・スミさん
・スケくん
・たけぷー
3人とも体力面ではだいたい同じくらい
大会は29日開催だが前日受付なので28日午前6時に和光を出発
近所のつかやんさんに車をかりて長良川を目指す
スケくん、スミさん、そしてTEAM阿闍梨として参加するまどかさんをピック
東名高速を西へ進む
途中SAに立ち寄ったりして
集合場所のリバーベース長良川に到着したのが16:00くらい
受付を済ませ装備チェックをしてもらう
今大会には全16チームが参加していたが
その大半のチームは知っているチームで
しかも強い!!
出場チームのレベルはエクストリームシリーズよりも高く
里山アドベンチャー級
(国内最高峰だった伊豆アドベンチャーレース経験者多数)
18:30から開会式が始まり
その後、ブリーフィングと水もののセーフティートーク
たっぷり2時間くらい
ブリーフィング時にA4で6枚分の地図が配られ
各セクションの説明がされた
水ものがあるせいだろうか
妙な緊張感に襲われる
”この緊張感は里山アドと同じだ”
終了後、近くのラーメン屋に行き
地図に蛍光ペンでルートを書き込む
ポイントは後半のMTBセクション
CP15からの上りのルートがわからなかったが
”たぶんCP15から道があるだろう”と思い
そのときに判断することにする
食事を済ませ宿泊地のバンガローへ行き
翌日の装備を整えて就寝
バンガローはTEAMA阿闍梨と一緒だった
当日29日は朝4時起床で
サラッと朝ごはんを食べて集合場所へ
5:30に点呼があり
あっという間に6:00のスタート
[スタート~CP5(オリエンテーリング)]
スタートしてCP1を目指す
スタート直後なので団子状態で進む
CP1は難なく取りCP2へ
ここからがレース本番
CP2は尾根上にあるのだが
手前の尾根に一度取り付いてから取りに行く
CP2へ行く途中でフィルシャコが戻ってきた
”合ってるのになんで?”
CP2は予想通りの場所にあり
CP3もすんなり取る
CP4へは林道から鉄塔まで下り
尾根をダーっと下ってゲット
尾根を下っているとき後ろからマサトさんがずーっとカメラを持って付いてきていた
スタート地点と同じ場所のCP5へ戻る
この時点でなんと1位!!
トランジッションでラフトの用意をしていると
5分後くらいにとれとれ登龍門が到着
[CP5~CP13(ラフティング)]
CP5のトランジッションを出て
少し手間取ってCP6を取り
長良川を渡るポイントに到着
長良川を渡る手段は泳いでもOKとのことだったが
流れが速すぎるのでロープを使って渡る
でも自分は流れの中でロープから手を離してしまい
結構もがいて(泳いで?)対岸に渡る
体力を消耗
ラフト置き場でラフトに乗艇し、ダウンリバー
しかし、メンバー全員ラフトの経験が少ないので
まっすぐ進まない!!
船首を右に左に振りながら
時には1回転とかしてなんとか進む
CP7から8の間でとれとれ登龍門に抜かされる
登龍門は軽く漕いでグングン進んでいるが
ウチは必死に漕いでるのに進まない
やはりバランスなんだろうなぁ
CP10でボートが置いてあり
そこへ登龍門が戻ってきた
どうやら登龍門がCPを取るために上陸して手間取っていたらしい
ウチも上陸してCPを探す
スミさんと話して”どうもポイントよりも上流にいる”という結論に達する
一旦、道路に出て下流に向かって走り
川に出るとポイント発見!!
ボートに戻ると後続のチームも同じ場所で上陸していた
”本当はもう少し下流なんだけど・・・”
10キロに及ぶラフトを終えCP11に到着
そこから近くの小倉山のCP12を取り
運動公園のCP13に到着
この時点で2位
[スコアオリエンテーリング]
10時過ぎにCP13に到着後
12:00までスコアオリエンテーリング(以下スコアO)
最低11:00までは次のMTBステージをスタートすることはできない
ウチのチームはMTBに自信があるわけではないので
11:00ちょうどくらいにはスタートしないと
その後の関門にかかってしまうと判断し11:00までスコアOをすることに
とりあえず1から廻る
しかしいきなりのロスト
1を探すのに20分くらい手間取る
次は4だ!!と思って進むが道を間違えてしまう
まったく地図読みの精細を欠いている
6→4と取って11:00まであと20分
最後に2を取って戻ろうということに
2を取るため藪漕ぎをしてポイントゲット
2を取った後、沢を藪漕ぎして下りる
あとで上から戻ったほうがよかったことがわかる
11:00にスコアOのスタートに戻る
結果4ポイントを取得
1ポイント、総合タイムから-20分なので
-1時間20分ぶんを取ったことになる
(この結果が後に響く)
[CP13~CP18(MTB)]
この区間が今回の山場だった
CP13を出てCP14は難なく取る
見坂峠の先にあるCP15を取りに走る
このCP15の位置に実は前日から疑問があった
CP15の次のCP16は見坂峠からの尾根を伝って行った場所にある
もし地図を見ただけでCP15を付けるなら
確実に見坂峠に付ける
でも見坂峠を越えた先にCP15があるということは
”CP15付近にCP16への尾根に取り付く道がある”ということになる
その仮説を持ってCP15に到着すると
”あったぁ~!!!”
やはり道がありました
細く急な道だったが
”これが尾根に出る道だ”と確信して上る
途中の小さな看板でこの道が送電線路であることがわかる
小さな看板を頼りに急な上りをMTBを担いで上がり
尾根上に到着
しかし着いた尾根を勘違いしてしまい
尾根上をCP16と反対方向へ進む
進む方向は緩やかな尾根のはずなのにずっと急なので
おかしいと思い引き返す
さっきのポイントに戻りCP16を目指す
尾根をたどればいいので迷うことなくCP16を取得
ここまで1番通過
(スコアOの結果があるので1番の通過であってトップではない)
CP16からは下り基調
コースディレクターの原人さんが
「巻き道をうまく使えばMTBに乗れます」と言っていたので
時折MTBを下りたりしたが大半を乗って下る
CP16からCP17までの中間点くらいまでは
確実に合っていた
しかし、道沿いに下っていくと
切り立った尾根に到着
”間違えたぁ~!!!”
送電線の下の尾根なのですぐに位置は特定できた
どうやら途中北の尾根に降りるところを東の尾根に下りてしまったらしい
戻るのは時間のロスになると思い
MTBを担いで尾根を下りる
運良くなんとか下りることができる斜面だったのでよかった
下りていくとCP17がある道の南に出た
CP17へは50mくらい高度を上げなくてはならないので
MTBを置いて走って取りに行く
CP17を取ってMTBまで戻る
MTBで山道を下りCP18に到着
CP18は13:40が関門時間だったが
13:00頃だったので関門40分前に通過
ここでSUEさんと会う
”1番通過で関門40分前なので、通過は数チームだろうなぁ”
[CP18~ゴール(MTB)]
CP18からCP21まではアスファルト道
しかし、かなりの移動距離
たぶん18キロくらい
CP21がある馬越峠も関門になっていて関門時間は15:00
14:30にCP21に到着して完全完走が確定
完全完走を1つの目標としてたので一安心
CP22、23へはガレた林道を走る
”王滝村の林道に比べればぜんぜん楽ちん”
CPを取りこぼさないようにするため
自分の位置を常に確認しながら進む
3~4カーブ毎に止まって地図を確認していた
進む速度は遅いがここは確実性を求める
CP22、CP23を取り
あとはCP24だけ
林道のダウンヒルを楽しみ
アスファルト道に出てからはかっ飛ばす
最後のCP24を取って
温泉の横を通って
リバーベース長良川へ
感動のゴーーーーーール
なんと1番でゴール
ゴール後、車に戻ると
なんと登龍門がすでに駐車場にいるではないか!!
k1roさんに聞くとCP15付近でやってしまったとのこと
しかし、スコアOではなんと全12ポイント中9ポイントを取ったらしい
凄過ぎる!!!!
[ゴール後]
スコアOの結果があるので
1番でゴールしたからといって優勝ではない
約20分後に
「行け隊長!起きろまなじ~!」と「ワイルドライフ」がゴール
まなじ~チームがスコアOで7ポイントも取ったので
この時点で優勝はなくなる
温泉へ行ってレースでの汗を流し
閉会式に参加
結果として「ワイルドライフ」と同位の3位だった
当初の目標が6位入賞だったので
大満足の結果
山岳王ジャージの面目はなんとか保った
そして優勝は「行け隊長!起きろまなじ~!」
みんな拍手喝采!!
準優勝は「ハッピーフィルシャコ」
CP2で反対に走っていったが
その後の追い上げがすごい
恐るべきリカバリー!!
結局、完全完走は5チーム
[所感]
1日の大会だがエクストリームとは全然違った雰囲気
里山アドベンチャーにかなり近い
コースディレクターの原人さんのコースはすごく良かった
尾根上もMTBに乗れる区間があったので
CP16から17でのコース間違えをしなければ
さらに充実したMTBライドができたと思う
ラフトの長さは里アド級
10キロのダウンリバーは疲れた
正直、ラフトは嫌い
今回漕いでみてやっぱり嫌だった
もっと軽く漕ぐ手法を見出せば好きになるかも
全体的にすごく楽しいコースで
みんな大満足
来年はもっと出場チームが増えるかも
このシリーズ戦のレベルは初級~中級とのことだったが
今回は確実に中級レベル
出場するにはそれなりの地図読み能力は必須
次戦は5月16日の三浦大会
その前に10日にエクストリーム奥多摩大会

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