里山アドベンチャー参戦記(その1)

今回の里山アドベンチャー
自分にとって今年一番キツイアドベンチャーレースでした
キヨシーズとしては4回目の里山アドベンチャー
自分は4回目の出場
ナリタと愛嬢は3回目
とくに愛嬢の出場した過去2回は
【初心者でも楽しめるアドベンチャーレース】という
コンセプトだった里山アドベンチャー
昨年からのコンセプトは
【初心者でも挑戦できるアドベンチャー】
難易度も上がっている
愛嬢がどこまで頑張れるかが心配
[スタートまで]
前日受付のため9/29の18:00に川崎を出発
開催地の群馬県水上へは関越道を使って3時間程度
まずは関越道に乗るためため環八を北上するが渋滞に遭遇
渋滞を我慢し関越道に乗り高坂SAでナリタと合流
予定より遅れて22:00ちょうどに水上に到着
早速テントを張り装備品チェックとMTBの整備を行う
今回初登場の牽引棒もMTBに装着
受付を済ませて0:00に就寝
“今回こそは完全完走だ!!”
この時点でもう一人のメンバー愛嬢はまだ水上に来ていない
5:00に起床しレースの準備
愛嬢も水上に到着したが寝不足とのこと
(睡眠時間が2時間程度)
7:00からブリーフィングが始まり
今回のレースの地図を見る
なんと1/25000のA4地図が5枚!?
範囲が広い!!
8:00頃
ついに里山アドベンチャーがスタート
[スタート~CP2(トレッキング)]
最初はトレッキング
距離はそんなに長くない
ウォームアップ程度のものかと思っていたが
ぜんぜん違った
CP1へは深い谷をクリアしなくてはならない
選択肢は3つ
1.谷へ一度下りて上り返す
2.尾根を上りCP1がある尾根に入って下る
3.高度を保ち迂回する
キヨシーズは3番目を選択
急な斜面を横に移動する
“ここで落ちたらただじゃ済まないだろうなぁ”
滑落したらどこまでも落ちそうだ
慎重に足場を確保しながら進む
ふと見ると愛嬢のシューズはランニングシューズ!?
足元が滑って落ちるのではないかとヒヤヒヤ
CP1が近くなったので確認のため前を見ると
そこにはCP1が!!
完璧なナビゲーション
“今日の地図読みは冴えてるかも!!”
CP2へは無難に進み難なく到着
[CP2~CP5(MTB)]
MTBは林道~シングルトラック~アスファルトという構成
CP2から結構岩が出ている林道を下る
下り始めて5分後、愛嬢が転倒
肩から落ちて腕が上がらないとのこと
前回のエクストリームシリーズ第5戦のヒロシと同じだ
(ヒロシは全治3週間の怪我を負い。スタッフとして参加)
しかし大事には至らず再び自転車に乗りCP3,4と順調に通過
CP5にほどなく到着
ここで愛嬢のハイドレーションから
水が漏れているいることに気づく
どうやらさっきの転倒で破れたのだろう
仕方なくハイドレーションを手に持って次へ
[CP5~CP13(山岳ラン)]
山岳ランは今回のレースのメインステージ
距離は17.8kmだが
トップでも5時間、遅いと12時間を要すると想定されている
一度山に入るとほとんど藪コギ(道がないので切り開く)
CP6を通過後、イヲリさん@ヒロシーズがいた
“思ったよりも早く通過したでしょ?”
CP7の有人ポイントに到着するとそこには
重鎮、ヒロシ@ヒロシーズ、まどかさん@ヒロシーズが
スタッフとして通過チェックをしていた
ここで5分休憩
愛嬢がご飯を食べようとザックを開けると・・・
行動食が無い!!
本人は入れたというが、ザックには全く入っていない
ナリタと自分の行動食を分けて持たせる
CP7からいよいよ山に入る
考えたCP8へのルートは2つ
1.CP7から谷を少し行き主尾根に入ってCP8へ
2.CP7のすぐ北にある尾根に入りそこから上って途中から主尾根に入ってCP8へ
キヨシーズは迷わず2番目を選択
CP7を出てすぐに急斜面を直登
尾根に入っても前に行ったチームの踏み跡がない
踏み跡がないってことはこのルートの先駆者だ
後で聞いたらこのルートを通ったのはウチだけとのこと
“半分くらいのチームが通ると思っていたのに…”
確かに向かいの尾根は賑やかだった
CP8へ向かって上っていると
愛嬢の様子がおかしい
汗が大量に出ていて顔色も悪い
これも前回のエクストリームシリーズ第5戦奥大井のナリタと同じだ
何回か休みながらCP8に到着
ここで大休憩
愛嬢を寝かせる
連日の激務と睡眠不足が引き金になり脱水症状になったらしい
ちょうどそのとき【デザートローズ】が来て
食塩錠を頂き愛嬢に飲ませた
これにより症状は劇的に改善
(食塩錠すごい!!)
(デザートローズの方、本当にありがとうございました!!)
愛嬢が復活しCP9,10とゆっくりながらも通過
そして一番藪が濃いCP10~11の区間に到着
藪コギに慣れていないキヨシーズは悪戦苦闘
CP11の目前で後ろから迫るチームがあった
【UNITE-X】だった
あっさり抜かされ【UNITE-X】は濃い藪の中へ消えて行った
CP11には何とか明るいうちに到着
愛嬢はスタッフの方にMTBで転倒し強打した肩の治療をしてもらう
ここからCP12へは山道を下りるだけなので問題ない
CP12への山道は2箇所ほど分岐があり、そこには道標があった
CP12は玉原ダムから1kmほど北上した位置にあったので
短絡的に【玉原ダム】を選択
踏み後もあったので安心していたが
これが大失敗
10分後、東に行くはずが明らかに南に行っていることに気づく(遅い)
山道を上り返すのをあきらめ玉原ダムに出て
そこからCP12へ行くことを決意
山道を玉原ダムへ下り、ダート道を2km走ってCP12へ
CP12でスタッフの方に
「そっちから来たのは3チーム目だよ」と言われた
“さっきの踏み後は前2チームのものだったのかぁ”
その後程なくしてCP13に到着
結果としてこの山岳ランステージを約8時間半で走破(歩破?)
スタッフに聞くとトップはCP13を4時間前に通過したとのこと
つづく

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