高校生の底知れぬパワー感じた 北アド2018スタッフ記

高校生の底知れぬパワー感じた 北アド2018スタッフ記

アドベンチャーレースに初めて参加する高校生チームがあった。大会で高校生チームについて回ったスタッフの記録である。

北アドに高校生チーム現る

北アドとは毎年8月第4週の土日に長野県大町・白馬エリアで開催されるアドベンチャーレースである。そんな北アドに、地元白馬高校の生徒が2チーム計4人参加。私はガチでレースをするというチームについていくことになった。なんと高校生4人は白馬からはるばるスタート地点の青木湖まで約10kmを自転車の自走でやってきた。スタート前から身体はあったまっている状態だった。

DAY1

Stage1:カヤックリレー

大会がスタートして最初の種目はカヤックリレー。高校生は勝つ気満々だったので、本気のパドリング。1走の高校生のソラくん、ヨットをやっているのでカヤックもしたことがあって、大人に交じって4位。2走は私で順位を落すと恨まれそうなので本気で漕いで4位。3走の高校生のカイリくん、カヤックが初めてだったのに、漕いでいるうちに上達して順位変わらず4位。高校生の上達の凄まじさを垣間見た瞬間だった。

Stage2:マウンテンバイク

カヤックを終えた地点からMTBの置いてある駐車場まで走るときに、早くもこのチームについていくことのヤバさを感じる。高校生が速い!!MTBに乗ってもやっぱり速い。常日頃から自転車に乗り慣れている高校生にはまったく敵わない。さらに下りも得意で速い。止まるのは地図を読むときだけ。その隙に離れていた距離を縮めながら、かろうじてついていく。途中でコンビニ休憩したときは、ついていくおじさんも心底休憩を堪能した。

高校生に離されながらもついていくスタッフ

Stage3:オリエンテーリング

初日の最後はオリエンテーリング。多少のヒントは出すものの、山岳部のソラくんはしっかりと地図が読めている。コースはわかっているので、ついていくことにすべてを集中する。アドベンチャーレースが初めての彼ら、ついていて良かったのが、チェックポイントごとに3分程度の小休止を取ることだった。この休憩でおじさんも心身共に回復していた。最後のチェックポイントを取り終えると、彼らは勢いよく駆け出したため、ゴールまで必死の形相でついていった。

高校生の後を必死についていくスタッフ

DAY2

Stage4:スイム&水の乗り物

2日目の最初はスイムと乗り物。1走はスイムをして上陸したらくじ引き。2,3走はくじ引きで決まった水の乗り物に乗る。私自信はStage5を考えると乗り物で体力を減らしたくなと思っていた。すると1走のソラくんが「スイムだけで、乗り物に乗れないのー」と不満を漏らす。「だったら、乗りなよ!!」と即答でOKを出す。実際、高校生はスイムも乗り物も速く、「やらなくてよかったぁ」と安堵した。

Stage5:MTB

私が一番恐れていたステージがStage5だった。このコースはパワー重視で、ほとんどアスファルト。もはや高校生についていける気がしない。高校生のカイリくんはパワーも十分で上りも速い。スイムと乗り物の両方をしたソラくんは、乗り物で体力を削られたため、上りに苦しんでいたが、それでも速かった。なんとか最高点の鷹狩山まで死に物狂いでついていったが、そこで体力に不安を感じ高校生を野に解き放った。その後は他の高校生チームについていたこーいっつぁん(スタッフ)と苦しみながら山頂まで走ってきた選手を眺めていた。大半のチームが鷹狩山を通過したところで、ゆっくりと山を下りて次のStageのスタート地点に向かった。

高校生についていくのをあきらめたスタッフ2名

Stage6:大町市街昔地図ロゲイニング

私がStage6スタート地点に到着したときにはすでに高校生の姿はなかった。彼らは大町市街を爆走しているに違いない。このとき心底「ついていかなくて良かった」と思った。Stage6のスタート地点は今大会のゴール地点でもある。しばらくすると、トップチームがゴールに戻ってきた。その後も次々と上位チームが戻ってきてゴールは賑やかになっていく。トップゴールから30分後、高校生チームが戻ってきた。出し尽くした感満載の表情。「どれだけ速いスピードで走ったんだ!?」。ゴール後の高校生の姿を見て、鷹狩山からついて行かなかったことが大正解だっとと悟った。

みんながロゲイニングしているときに昼食中のスタッフ

Stage7:マウンテンバイク(リエゾン)

ゴール後のStage7は時間計測外区間(リエゾン)。他のスタッフと談笑しながらMTBに乗り、大町・白馬エリアの田園風景や2500m以上の山々を堪能しながらゆっくりと表彰式会場に向かった。

快晴の大町リエゾン

快挙の5位

結果として私がついた高校生チームは総合5位となった。彼らはとても喜んでいたが、内心もっと上位を狙っていたので悔しくもあったと思う。その悔しさをバネに来年も挑戦してもらいたい。