NISSAN X-TRAIL Adventure Race Japan in NAGANO 参戦記 その5(Leg4)

NISSAN X-TRAIL Adventure Race Japan in NAGANO 参戦記 その5(Leg4)

アドベンチャーレースの国際大会である「NISSAN X-TRAIL Adventure Race Japan in NAGANO」にチーム【風神雷神】として参加しました。結果は総合3位(日本人1位)。今回はその参戦記です。

目次

Leg4:MTB

Leg4は再びMTB。地図が配られて最初に「やられた!」と思ったのがこのLegの序盤。CP16-17を最短で行くためには梁場スキー場を通る必要があった。しかもスキー場を下から上まで登らなくてはならない。時期は夏前の6月なので当然リフトなんて動いてもいない。じゃあどうするか?MTBの担ぎ上げ!地図で見ると途中まで道があるが最後の高低差150mくらいは道がない。この地図表記は概ね合っている。なぜ知っているか?それは私たちが8月下旬に開催する北アドでも過去に何回かこの簗場スキー場のMTB担ぎ上げを選手にしてもらったことがあったから。それを今回は自分が選手として経験できるとは、何の因果があるのか。。。ただ今までと違うのは最後に担ぎ上げをしてから5年くらい経過しているのと、夜だということ。それでも久保田さんと私の記憶を頼りに登るが、あまりいいルートを登ることができなかった。最後は藪の比較的薄いと思われる場所を強引に登った。アドベンチャーレースには、ときに強引な突破力も必要。力でねじ伏せる。1時間くらいかけてスキー場を登りきり、あとはCP17を取るだけと安易に考えていた。

CP17はピーク。CP17近くまで道が通っている。私はこのCP17に向けて地図には描かれていない道が付いていると根拠もないのに決めつけて地図を読んでいた。そして、地図に描かれた道を通っていき、思っていた場所に着くと、偶然にも地図には描かれていない道らしきものがあった。自信満々に道に入ってみたが50mほどで不明瞭になり消えそうだった。この場所はCP17からまだ200m以上離れているので、普通ならこの道からのアプローチをやめ、もう少し地図にある道を進んだところから取りに行く。しかし、私たちはMTBを道の脇に置き、残り200mを歩いてCP17を取りに向かった。結果、現在位置をロストし、CP17は取れず。さらにMTBをデポした場所にもスムーズに戻れず。40分近いタイムロスをしてしまった。そして、地図にある道をCP17から一番近いところまで下って、そこからアタックすると5分かからず取ることができた。完全に思い込みと柔軟性のない対応が招いたタイムロスだった。

CP18,19あたりは北アドで過去何度も下見したことがあるので、スムーズに取っていくことができた。そしてCP20に向かう長い上りの途中、私だけ一旦止まって給食・給水をしたためやや後方から、先に行く3人を追っていた。100m以内の距離でリアライトが見えていたので安心していた。あと少しで林道へ入る分岐で現れる。前の3人はその分岐で待ってくれているだろうと考えていた。分岐直前のコーナーを曲がったらリアライトが見えない。「これはヤバいかも」と思い分岐に到着。やはり誰もいない。分岐を見逃してそのまま進んでしまった可能性が高い。「久保田さーん、久保田さーん」と叫ぶと、前方からヘッドライトが下りてきた。「分岐、ここですよ」というと「悪い、見逃してた」と言った。しっかりと、坂道を上る前にチームで確認しておくべきところだったが、みんなわかっていると思い確認しなかったためこの様なロスに繋がった。今回はすぐに戻ってきたので大事には至らなかったが、過去に同じような状況で進んだ先が下り坂のため、分岐を見逃して5km以上みんなを追って下り、合流した後もう一度5kmを上り返したこともあった。

CP20を取り終え、残るCP21を順調に取ればCP22/TA4にはラフティング出艇可能時間である6/16 4:00前に到着可能だと考えていた。そしてCP21まであと少しというところで集落に入ったのだが、痛恨のロストをしてしまった。CP21は老人ホームの裏手の尾根にあったので、老人ホームを探してみると日本財団の福祉施設を発見。これが地図上の老人ホームであるかの確証が持てず、チームメンバーにお願いして、一旦南に下って国道に出て現在位置を確認した後、再び老人ホームに向かった。すると、先程の福祉施設にあたり、結局その施設が老人ホームであることがわかった。施設脇にMTBを置き、裏手の山に入って、尾根を藪漕ぎしながら強引に登っていく途中、何本か道を横切った。しかし、構わず尾根を登るとそこにはCP21があった。下りは道を使ってみるとあっという間にMTBを置いた場所に戻ることができた。痛恨のロストで約1時間を費やしてしまった。
私としてはこのMTBのLegにおいて2回ロストしたことにやや意気消沈しつつも、まだまだ序盤であったため、気持ちを新たにCP22/TA4に向かった。CP22/TA4到着は6/16 4:20だった。